キャンプのはじめかた
はじめの一歩が難しいキャンプ。今年こそキャンプをはじめたい方のために、キャンプの基礎知識から慣れるまでの3ステップ、キャンプの48時間、予算別のおすすめプランをご紹介します。キャンプ情報総合サイト「キャンプファン」のノウハウが”ぎゅっ”と詰まった、キャンプのはじめ方マニュアルです。
まずはキャンプの基礎知識
はじめての印象がとても大切なキャンプ。大自然ならではの魅力あふれる反面、自ら行動しなければ何もはじまらないのもまたキャンプです。その状況を苦労ではなく、いかにして楽しみに変えられるか。まずはキャンプの基礎知識を知りましょう。
慣れるまでの3ステップ
はじめからテントキャンプを想定し、キャンプ道具一式を揃えるのはおすすめしません。まずは楽しむことを第一に。徐々に慣れながら必要な道具を揃えていきましょう。
STEP 1
まずは場内の宿泊施設を利用する
いきなりのテントデビューは危険。まずは高規格なキャンプ場の宿泊施設を利用し、キャンプの楽しさを十二分に体験しましょう。道具もレンタルでOKです。
STEP 2
はじめてのテントはレンタルで
テント未経験でベストな道具を選ぶのは至難の業。キャンプ道具は長く利用するもの。自分のスタイルに合う道具を選ぶためにも、まずはレンタルテントでのキャンプ体験をおすすめします。
STEP 3
自分のキャンプセットを構築
いきなりのテントデビューは危険。まずは高規格なキャンプ場の宿泊施設を利用し、キャンプの楽しさを十二分に体験しましょう。道具もレンタルでOKです。
キャンプの48時間
いよいよ明日は、待ちに待った一泊二日のファミリーキャンプ。実際のキャンプ経験を元に、準備から帰宅までの48時間をご紹介します。
出発前夜
19:00 - 明日の準備
明日の出発時間は前日の準備状況で決まります。基本的な荷物をはじめ、保険証や薬の用意、近隣医療機関の把握、携帯の充電なども忘れずに。道具の積み込みまで完了していれば理想的です。
キャンプ当日
08:00 - 早めの出発
昼食をキャンプ場、または周辺で食べるのを目標に、早めの出発が基本です。目標はチェックインまでの到着。渋滞を考慮した余裕のある計画を。
10:00 - 買い出し
前日までに基本的な買い出しを済ませ、不足分を現地調達するのがおすすめ。キャンプ場周辺のスーパーはBBQ食材が充実しているかも!?道の駅を利用すればご当地食材もゲット。今日のお昼ごはんも忘れずに。
12:00 - チェックイン
チェックイン時間はキャンプ場によりまちまち。多くは12時前後。空いていれば早めに受け入れてくれる場合もあるので、事前の電話確認もおすすめです。
12:30 - お昼ごはん
はじめての設営は予想以上に時間がかかるもの。気張らずカップラーメンやおにぎりなど手軽なもので済ませましょう。それでも自然の中で食べる食事は格別!お湯を沸かすならシングルバーナーの出番です。
13:00 - 設営開始
はじめての設営であれば2時間ぐらい見ておきましょう。テントではなく場内の宿泊施設利用であれば、荷物の積み下ろしのみでリラックスタイム突入です。
15:00 - ひとやすみ
場内を散策したり、子どもやペットと遊んだり。近場に温泉施設があれば、この間に行ってしまうのもおすすめ。でもお父さんはきっと疲労困憊です(笑)
17:00 - 夕食の準備
はじめての方は無難にBBQがおすすめ。食材を切って並べれば完成。ごはんもおにぎりなどを持参し、とにかくストレスなく食べる楽しみを第一に。焼きマシュマロは子供受けも良いのでおすすめです。間違ってダッチオーブンとか考えないように。いつまで経っても食事がはじまらないキャンプは、一番やってはいけません。
18:00 - 夜食&夜遊び時間
大人は後片付けがあるのも忘れずに。明日まで放置すると撤収時間がなくなりますので、面倒でも今日の洗い物は今日のうちに。不慣れな環境下、子どもの体調変化にも気を配りましょう。
21:00 - 子どもの就寝
遊び疲れていつの間にか夢の中へ。夜は突然冷え込む可能性がありますので、寝袋を暖かくするよりも、寝袋から飛び出ても平気なよう気を配ってください。また突然の体調変化に対応するためにも、運転手さんは飲酒をしない覚悟も必要です。
23:00 - 就寝
大人だけの至福のひと時。お酒やコーヒーおつまみデザート。でも明日のために早めの就寝も忘れずに。またテント内に猫が進入する場合もありますので、食品には必ずフタかラップを忘れずに。
最終日
06:00 - 起床
どんなに眠くても元気な子どもの声で起こされます(笑)でも眠気眼で一歩外に出れば目の前はいつもと違う大自然。キャンプ場の朝は、また違う魅力に溢れています。
07:00 - 朝ごはん(の準備)
おすすめはホットサンド。手軽で美味しく、後片付けも楽チン。スープとサラダを添えれば、あっという間によくあるキャンプの風景。食後のコーヒーも忘れずに。
09:00 - 撤収開始
撤収は設営よりも楽ですが、それでも不慣れであれば2時間ほどかかる場合も。朝からまったりしたい気持ちもわかります。でもまずは撤収を完了し、チェックアウトまでのんびり過ごすのが基本です。
11:00 - チェックアウト
チェックアウト間際は混雑が予想されます。手続きだけ早めに済ませてしまい、時間いっぱいまでキャンプ場に居させてもらうのもおすすめです。
12:00 - お昼ごはん&観光
二日目の昼食はぜひ現地の美味しいものを。周辺観光もいいですが、キャンプは帰宅後の後片付けがあるのでほどほどに。前日お風呂に入っていないのであれば近場の温泉もおすすめ。でもお父さんはこの後…
17:00 - 帰宅&積み下ろし
キャンプ一番の正念場(笑)慣れない屋外での睡眠不足も手伝い、心身ともに疲労困憊。でもここでのひと踏ん張りが次のキャンプへとつながります。一休みするまもなく、帰宅後一気に片付けちゃいましょう。
19:00 - おつかれさまでした
お風呂に入って一休み。今回のキャンプ経験を元に、新しいキャンプ道具に思いを馳せるのも楽しみの一つ。今回の段取りが良ければ、きっと次回もあるはずです。