バーベキューを堪能!お肉たっぷり!野菜もしっとり!甘く美味しくアレンジしながら楽しむキャンプファン流おすすめBBQプラン
バーベキューといえば
食材をカットして炭火を起こし、ビール片手にお肉を焼いて、お腹いっぱいになるまでゆったりと過ごす。それはそれで楽しいのですが…みなさんこんな思いを抱いた経験はないでしょうか。
- 焼いている時間のほうが長い
- 野菜をもっとたくさん食べたい
- もっとパクパクと食べたい
- あれ?このホタテいつ焼くんだろ
- 暑いー…疲れたー…俺も食べたいー
特に食べ盛りのお子さんが一緒の場合「お腹すいたー」「まだー」のコールが鳴り止みません。心のなかでは「こちとら頑張って焼いてるんじゃい!ちょっと待ってろ!」と叫びながらも、終始笑顔で頑張るお父さん方も多いのではないでしょうか。
なぜ段取りよくできないのか
バーベキューは炭火で炙ってなんぼ
炭火で炙れば何でも美味しくなるよね
確かに炭火で焼くお肉は遠赤外線効果もあり、一般的に美味しいと言われています。でもですよ、アメリカンな肉厚のステーキや特別なお肉を焼くならともかく、普通はスーパーで仕入れたお肉や野菜を炭火でいただくのが一般的。火加減に注意しながら上手に焼かないと、表面だけこんがり焼けたパッサパサの状態になってしまいます。特に野菜は甘みと瑞瑞しさが命。すべての野菜が炭火焼きに適していると思うのが誤りなのです。
近火の場合
薄手のお肉はすぐ焼けるが、厚手のお肉や野菜は火が通る前に真っ黒。はやく食べたいが故に、誰もが感じるバーベキューのジレンマ。
遠火の場合
上手に焼きやすいが、加減を誤ると水分が飛びすぎてカチコチに。また火が通るまでに思いの外時間がかかりパクパク食べれないのが難点。
理想は遠火でのんびりと、食材ごとじっくり焼き具合を確認しながらのバーベキュー。でも多人数、特に子供が居る場合、そんなのんきに焼いている暇などありません(近火でお肉をガンガン焼いて野菜など二の次)。
そこで用意するのは…
フ ラ イ パ ン
スキレットでもOK。ただしフタ(リッド)があるのが望ましいです。基本的な野菜はバーベキューの前に、下ごしらえとして全て炒めてしまいます。また薄手のお肉は網にこびりついてしまうため、特にお子さんの旺盛な食欲に素早く対応するためにも、こちらもフライパンで一気に炒めてしまいましょう。
タイミングは「炭火を起こした直後」。バーベキューの炭火は一旦落ち着いた頃合いが理想的。それまでの火力を無駄にせずフライパンで一気に調理してしまいます。ただし底が煤で真っ黒になるので、それこそ100均のやすいフライパンを調達するか、キャンプ用のバーナーやカセットコンロを利用するのがおすすめです。
なおフライパンやスキレットではなく鉄板でもOK。焼きそば意外にもぜひ活用しましょう!
蒸し焼きの活用
キャンプファンではフライパンではなく、ダッチオーブンとスキレットを利用します。お肉はスキレットで炒め、ネギや椎茸、ナスなどを炒めた後、一旦タッパやお皿に移します。そして最大のポイントはダッチオーブンにフタをしてキャベツともやしを蒸し焼きにすること。この方法はキャベツの甘味を十分に引き出し、野菜がたくさん摂れる大変オススメなひと手間です。もちろんフライパンやスキレットでもフタ(リッド)があれば問題ありません。
この方法のメリット
メリット
- 一度調理済みなのですぐ食べられる
- 野菜も美味しくたくさん食べられる
- お好みで炭火で炙れば瑞々しいまま
- 一工夫を加えたアレンジ料理がし易い
- 空いた網で他の料理にチャレンジ
- ごはんと一緒にモリモリ食べられる
- 余裕が生まれ他の料理も楽しめるように
- 時間配分が計画的になり撤収も計画的に
例えば椎茸。網の上で炙りながら、醤油やバター、塩胡椒やチーズを振りかけて育てるのも良いでしょう。一度火を通しているので焼きすぎる事もなく、瑞々しいままいただくことができます。
BBQグリルでは
BBQグリル
- 一本カルビ
- 肉厚なステーキ
- 焼き鳥
- 魚介類
- 野菜の串焼き
- ホイル焼き
時間的余裕が無かったり、のんびり焼いている間にお腹いっぱいになってしまったりと、結局できないまま終わってしまう食材も多いのではないでしょうか。俗にいう「焼き肉」だけをメインに据えるのではなく、食材ごと適切な調理法を用いて炭火へのこだわりをちょっと隅っこに追いやれば、より豊かなバーベキューを楽しむ事ができます。
さらに空いた時間で
バーベキュー以外の料理にもチャレンジ!キャンプファンでは今まで以下の様なレパートリーを実践しています。
空いた時間で
- ローストビーフ
- ピザ
- ホタテバター
- 燻製料理
- アサリの酒蒸し
- お刺身
- 焼きマシュマロ
子供の食事はサラッと済ませてしまい、焼きマシュマロ等のデザートタイムを経て遊びへGo!その後はお酒を片手に、大人のまったり食事タイムのスタートです。ここからが本番と言っても過言ではありません(笑)
具体的な手順
▲ いつでも開始できるように野菜をカット。自宅で準備してもOK。
▲ 炭火を起こしつつ野菜を炒めはじめる。
▲ 衛生面からフタ付きのタッパやジップロック等で保管するのがおすすめ。夏場バーベキュー開始までに時間がある場合はクーラーボックスの中で保管しましょう。
▲ キャベツやもやしはサッと炒めてから蒸し焼きに。ダッチオーブンがそのままお皿の代わりです。
▲ お肉も一気に調理。焼き上がるそばから子供たちはパクパク。
▲ 空いたスペースを目いっぱい使って、野菜の串焼きやソーセージなどを調理。
▲ 平行してローストビーフ仕込みからの…
▲ ホタテバター!
▲ デイキャンプでもたっぷり遊べてお腹もいっぱい!大変満足のバーベキューでした。
まとめ
どんな食材も炭火で炙れば美味しくなる。そんな思いに囚われている方が多いように感じます。茹で・蒸し・焼き・揚げと、調理にはさまざまな方法があるように、アウトドア料理でも食材に応じた適切な調理方法を選ぶのはとても大切なこと。
要はバーベキューのメインをどこに置くのかが大切。焼き肉的なバーベキューは手軽に済ませて、普段とは異なる料理を楽しむ。たまにはそんなバーベキューも良いのではないでしょうか。
これからは時間を上手に活用し、アウトドアならではの料理&遊びを思う存分楽しみましょう!