キャンプのくすり箱。必ず持っていきたい薬と心構え
備えあれば憂いなし
虫さされや急な発熱、食あたり。非日常を楽しむキャンプには何かとトラブルが付きものです。キャンプ場に常備薬があっても服用可能な在庫があるとは限らず、また年齢的にお子さんが服用できない場合も十分に考えられます(特に幼児は服用できない可能性が高い)。またキャンプ場は得てして人里離れた場所にあるものです。お父さん、お母さんは普段以上に、緊急時への備えを忘れてはいけません。
「一番、誰に楽しんで欲しいのか」
それを忘れず、時にはお酒も我慢して、楽しい思い出をたくさん持ち帰りましょう。
絶対に忘れてはならないもの・こと
- 保険証・医療証の持参
- 特別なお薬の持参
- 近隣の医療機関を調査・把握
- ドライバーの確保(飲酒しない覚悟)
あると便利な薬
- 虫除けスプレー
- かゆみ止め
- 絆創膏・カットバン
- 熱冷ましジェル
- 風邪薬
- 下痢止め・整腸剤
- 胃腸薬
- 痛み止め
- 包帯
- ガーゼ
- サージカルテープ
キャンプファンの常備薬
ご参考までにキャンプファンの常備薬をご紹介します。ポイントは「できるだけ幼児でも服用できるもの」を選択。普段利用しているくすり箱があれば、それを丸ごと持ち込むのもありだと思います。
虫除けスプレー
外遊びの基本。キャンプ場には普段見かけない害虫がたくさん。特に渓流キャンプは時期を誤ると、虫が多く発生するので注意が必要です。
かゆみ止め
アクティブに動き回る事を考慮しパッチタイプを選択。広範囲用に塗布するタイプも用意しておきたいところ。
絆創膏・カットバン
定番中の定番。いろいろなサイズを用意しておきましょう。
熱冷ましジェル
急な発熱に、湿布代わりにも使えて便利です。余裕があれば大人用も。
風邪薬
5才以上から服用できるので選択。眠くならないので重宝します。
下痢止め・整腸剤
3才以上から服用できるので選択。BBQは食あたり遭遇率が高いので、あると安心です。
胃腸薬
3才以上から服用できるので選択。主に飲み過ぎ、食べ過ぎ対策ですが、普段食べ慣れない食事への対策として。錠剤タイプは年齢制限が高いので要確認。
痛み止め
こちらも痛み止めの定番「ロキソニン」。子どもは服用できないので注意が必要。購入には薬剤師さんの説明を受ける必要があります。
包帯
伸縮タイプもありますが有事の際の固定を考え、しっかりと巻けるタイプを選択。骨折事の添え木固定にも使えます。
ガーゼ
広範囲の擦り傷に。一つあると応用が利きます。
サージカルテープ
これがないと包帯を固定できない。ちょっとしたセロテープ代わりにも使えます。
購入日の記載
外箱に購入日を記入しておきましょう。急な使用時も安心して服用でき、買い換え時期の目安にもなります。
その他
毒虫・毒蛇対策
毒虫や毒蛇に噛まれた時のために、ポイズンリムーバーがあると役立ちます。医師の手当てを受けるまでの応急処置として、一つあると安心です。
近隣の医療機関を調査・把握
キャンプ場は得てして人里離れた場所に存在するもの。特にお子さん連れの場合、キャンプ場周辺の医療機関を把握するのはとても大切です。万が一の搬送のためにも、必ず把握しておきましょう。
ドライバーの確保(飲酒しない覚悟)
キャンプでお酒を飲みたい気持ち、痛いほど分かります。でもいざという時、車が出せなかったらどうなるでしょう。特に小さいお子さんが居るのであれば、場合により「飲まない覚悟」も必要です。