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キャンプのガス代節約術。高価なキャンプ用ガス缶(OD缶)を100円のカセットガス(CB缶)で代用する方法

手軽で便利だけど…

今やキャンプ燃料の主流となったOD缶ガスカートリッジ方式。ホワイトガソリンのようなポンピングが不要で初心者でも手軽に即利用できる反面、価格が高い、消費が早いなどデメリットもあります。またオンシーズンには店頭在庫が切れてしまう場合も。今回はそんなガス缶の種類と節約術をご紹介します。

ガス缶の種類

ガス缶には大きく分けて「OD缶」と「CB缶」の2種類があります。

OD缶 (アウトドア缶)

通常キャンプで使用するガスといえばこちら。接合部に切られたネジ山でしっかりと固定でき、それ単体で安定設置も可能。寒冷地モデルも用意されるなど、とにかくアウトドアに特化されています。ただCB缶に比べ高価、かさばるのが難点。またオンシーズンには売り切れになるリスクもあります。

CB缶 (カセットボンベ缶)

一般的な家庭用カセットガス。機器との接続はツメによる簡易的なもので、縦置きで利用するには少々不安定。ただし安価であり、常温下であれば問題なく使用できます。写真は100均等で売られているカセットガスです。

ガス代節約アイテム

OD缶はとにかく割高感がネック。調理やランタンに利用するとあっという間に1缶を消費し、費用も馬鹿になりません。

安価なCB缶を使いたいけど機器を買い換えるのはもったいない…今回はそんな悩みを解消できるアイテムをご紹介します。

なおこれからご紹介するコネクター、アダプターのご利用は、必ず自己責任でお願いします。

カセットガスコネクター





OD缶接続方式をCB缶方式に変換するアダプター。安価なCB缶が利用可能になり、大幅なコスト削減につながります。

同系の安価な商品もありますがCB缶はネジによる固定ではないため、精度が低いとガス漏れの危険があります。安全のためにも、商品レビューを参考にしっかりと固定できる器具を選びましょう。

おすすめ

同系商品の中では高価ですが、造りもしっかりしており、キャンプファンおすすめの一品です。レビューに「固くて回せない」との書き込みがありますが、CB缶本体ごと回せば簡単に固定可能。むしろ固いからこそ得られる安心感があります。

スタビライザー








CB缶単体での設置を安定させるアダプター。主にシングルバーナーなど単体設置で利用する際に必要です。

おすすめ

シンプルで軽量、折りたたみ可能な一品。しっかりとした造りで、手軽にOD缶並みの安定感を得られます。

結局は使用頻度

年に数回のキャンプであれば、安全面からもメーカーのOD缶を使いましょう。キャンプファンのように使用頻度が高ければ、非推奨行為ではありますが、自己責任の上で利用する価値はあると思います。

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